体外受精(③培養~頑張れ私の可愛い卵たち!~)
採卵後、先生との問診があり、その場で改めて結果と今後の培養や移植の方針について会話します。
まず、採卵数は25個と伝えられました。
そのうち、5つが未成熟卵なので一応頑張ってみるけどおそらく受精には至らないだろうと言われました。
20個もあれば十分です!と思いつつせっかく取れたわが子(気が早い)なので心は痛みましたが。
その後、何個体外受精or顕微授精するか、を聞かれました。
これは事前に先生からも説明は受けていて、旦那とも事前に相談済みでした。
やはり顕微授精の方が若干お高くはなるのですが、万が一受精障害の場合体外受精100%の場合自発的な受精ができず全滅のリスクもあると思ったので、念のため顕微授精を6つ、残りの14個は体外受精でお願いしました。
(うちの病院は3個単位で料金設定されていました。)
さて、25個採れたわが子のうち、いくつが胚盤胞までたどり着けるのか?!
なお、我流でまとめますと、卵子たちを待ち受ける試練は以下の通りです。
①採卵対象になる
採卵時点で無事採卵可能なサイズまで成熟していれば採卵してもらえます。
↓
②成熟卵である
採卵時点で卵子が成熟している必要があります。
採卵時点で中が空洞だったり未成熟だったりするとそもそも受精には至りません。
↓
③受精する
体外受精の場合は事前に採取して洗浄、精製された精子を振りかけて受精を待ちます。
顕微授精の場合は培養士さんが選別した精子を直接卵子に注入して受精させます。
受精障害の場合、体外受精が全滅となる可能性もあるため、初回の場合は顕微授精も実施することを推奨されます。
↓
②分裂して正常胚盤胞となる
晴れて受精にいたった受精卵となり、細胞分裂を始めます。
細胞分裂が異常だったり、分裂しなかったり遅かったりした受精卵はその後凍結までいたらず脱落となります。
例えば、2つ受精した双子の受精卵も体外・顕微授精では異常とみなされ脱落となります。
細胞分裂の状態はその分裂状態からグレード分けされ、病院ごとの判定基準に満たない胚盤胞は脱落となって廃棄されてしまいます。
無事一定日数(約4,5日)の間に必要な分裂を完了することができた選ばれし胚盤胞だけが、晴れて移植候補となるのです。
ネットで調べた感じですと、だいたいそれぞれのタイミングで8割程度が淘汰されていきます。
私はおおむねこの指標の通りの数の推移でした。
(最後の胚盤胞の結果はいまいちでしたが)
採卵数:25個
↓
成熟卵:20個
↓
受精卵:16個
↓
正常胚盤胞:9個