ピックアップ障害

不妊の原因の1つである「ピックアップ障害」。

卵巣から卵胞が成熟し、排卵したあと排出された卵子が卵管を通って子宮に到達するという流れで妊娠しますが、実は卵巣と卵管はつながっておりません。

卵巣から放出された卵子を、卵管采とよばれる触手のようなものがキャッチ(ピックアップ)して卵管まで到達するという仕組みです。

排卵しているのに、何かしらの原因でピックアップがうまくいかないことを「ピックアップ障害」と言います。

 

この障害は検査ではわからないことが厄介で、この障害がある場合はタイミング法と人工授精の成功可能性は限りなく低くなってしまいますので、体外受精の一択となってしまいます。

 

私個人の見解ですが、排卵障害に加えて、自分はこれに該当していたのでは!?と思っています。

今まで約一年半にわたってタイミング法と人工授精に幾度となく挑戦してきました。

排卵まではできているのに(クリニックで内診&基礎体温も上がっている)、妊娠検査薬は真っ白しか見たことがありませんでした。

多少なりとも着床しかかっていたりすればうすーい線が入ることもあるようなのですが、それすらも見たことがありませんでした。

線なんて本当に出るのこれ?!といつも疑問に思っていました。

 

確認のしようがないのでなんとも言えないのですが、このケースの場合治療は体外受精になってしまうので、結果的に体外受精に踏み切ってよかったと思いました。

(欲を言えばもっと早くからやっておけば、それまでに無駄にお金と時間使わずに済んだなと思っておりますがまあこれは仕方ないですね。)

 

不妊の世界、奥が深すぎます。