体外受精(①卵胞発育~育て!私の卵たち!~)

体外受精にはいろいろなアプローチがあるらしいのですが、あくまで私の経験した体外受精について体験談を記載させて頂きます。

 

採卵タイミングが決まると、スケジュールは一気に過密になります。

まず、生理6日目に来院し、卵巣発育を促す注射を打ちます。

病院でも家(自己注射)でも注射は可能で、どちらも料金は一緒とのことですが、いくら近所とはいえ毎日通院するのは負担が大きいと思ったのと、せっかく体外受精するなら自己注射するっしょ!という思いから自己注射を選択しました。

(卵巣発育状況を確認するための2,3日おきの検診のときは病院で打ってもらいます。)

 

ちなみに、私の病院は自己注射の場合は事前に病院が実施する自己注射講習(1,000円)を受ける必要がありました。

またそのあたりは別途”自己注射”のブログで書きたいと思います。

 

私はuFSHあすかという不思議な名前の注射を毎晩打ちました。

PCOSの場合たくさんの卵胞が一斉に育ってしまうので、様子を見ながら注射の量を調整します。

私の場合300から始まり、3日目から150に変更しました。

その後HMG225という注射に切り替えて5日間。

注射も大変だったし辛かったなあ・・・

病院で打たれる注射はお尻でそれはそれで痛いし、自己注射はお腹ですがこれももちろん痛いし怖いし。

個人的には自己注射の痛みの方がましでした。

自分で打つからある程度覚悟できるのでしょうか?お腹の方が痛みを感じにくいから?

 

予想通り、卵胞は順調に、いや過剰に育っておりました。

30個くらい育っていると言われ、モニターで見ても今までみたことないサイズの卵胞がぎっしり詰まっているのが見えました。

卵巣にそれだけの卵胞が育っているので、お腹も少しふっくらしてきて、お腹に違和感もあり、ちょっとした妊婦気分を味わっておりました(笑)

「多ければ多いほうがチャンスも多くていいやん♪」と楽観的に喜んでいたのですが、育ちすぎるとOHSS(卵巣過剰刺激症候群といい、不妊治療で卵巣が過剰に刺激されることでお腹に水がたまる症状。入院が必要になるケースもある。)のリスクが高まったり、質が伴わなくてたくさん採卵したのに全部だめだったみたいな可能性もあると説明を受けて、事実なんだろうけどこの先生は本当にポジティブなこと一個も言ってくれないなあと思い、ちょっとテンション下がってました。

しかも「OHSSがひどくなって入院になるかもしれないから覚悟しておいて」なんておどされて、かなりビビっておりました。

不妊治療って報われないことが圧倒的に多いので、先生もあえて無責任にポジティブなこと言わないようにしているんだろうなとは理解できましたが、とはいえたまにはポジティブなことも言ってよ~と思ったりしてました(笑)

 

採卵2日前の深夜指定された時間(20時&24時)に点鼻薬を自分でプッシュします。

この時間が非常に重要らしいので大変緊張しました。

これで一気に卵胞を発育させる効果があるらしいです。

 

さて、あとは待つだけで次はドキドキの採卵です!!!