タイミング法

その名の通り、排卵するタイミングを狙ってタイミング(性行為)を行うことです。

 

生理は毎月やってきますが、妊娠できるタイミングは諸説ありますが、精子の寿命が72時間、卵子の寿命は24時間ということなので、約1日しかないと言えますね。

妊娠できるタイミングのことを排卵期と言い、だいたい前回の生理開始日から14日頃が一般的です。

妊娠しないと子宮内膜がはがれてでていく=生理が来ますが、次のチャンスに向けて卵胞が育っていきます。

だいたい2cmくらいになると排卵します(結構でかい!)、それがおおよそ生理開始日から14日頃になります。

その卵胞が卵管采にキャッチされ、卵管を通って子宮に移動するのですが、その移動していく間に性行為で子宮内に放出された精子たちが子宮→卵管に移動していきます。

運よく出会うことができ、運よく合体(受精)することができ、運よく子宮まで運ばれて、運よく子宮内膜に着床できれば晴れて妊娠です!

うわ~奇跡の連続。

なんとなーく避妊しなければ妊娠できると思っていたのに、これだけのミッションをこなさなければならいと思うと、知れば知るほど妊娠できないような気がしておりました。

 

私はこのタイミング法に約1年弱程度取り組んできました。

全く成果は出ず、というかそもそも卵胞発育という初期の初期段階にも到達できずに、実際に排卵確認して期待をもってタイミングとれたのは数えるほどでした。

そのときの思いから、「なぜわたしの卵は育たないのか(なぜたま)」というブログタイトルにさせて頂いております。

 

今思うと、もう少し早めにタイミング法を切り上げてステップアップしておけばよかったなぁと思えるのですが、当時の私はどうしてもステップアップはもっと重度な人やもう少し年齢が上がってからするものだと思っていたのと、ステップアップしてダメだったときのショックを考えるとなかなか踏み出せずにいました。

あと、病院も不妊治療専門クリニックですが病院側からステップアップを提案されることもなかったのでじゃあまだ可能性はあるはず!と思って先生を信じきってしまっていたことも原因でした。

今思えば、私は重度の不妊症でしたし、体外受精に年齢の基準などなく、早い方は20代前半で始めている方もいて、若ければ若い分結果もいいです。アラサーの時点で決して時期尚早というわけではない!(妊活において年齢は非常に重要!)

もちろん体外受精してもなかなかうまくいかないという方もたくさんいらっしゃいますので必ず結果が伴うわけではないと思いますが、体外受精の成功率は3035歳で約40%超と言われています、2人に1人はうまくいくわけですから、やってみる価値は存分にあると思います!

待っても卵子は日々老化していくわけですから、早ければ早いほどいい。

過去の自分に一言だけ伝えるなら、「最初から体外受精でいけ!」と言いたいです。