病院とのかかわり方

不妊治療を始めて思うことですが、不妊治療は自主性が必要だと思いました。
(他の病気もそうなのですかね?)

 

風邪をひけば病院に行けば一発で治るように、最初は病院や先生を絶対的に信頼していて、先生の言う通りにすれば大丈夫、いずれは授かるっしょ♪と思っていたのですが、そんなことはなく、待てど暮らせど先生の言う通りにしてもうまくいきません。

それどころか、通院期間が長くなるほど過去の経験の蓄積があるにも関わらずそれらを考慮せずに治療方針が決められるので、一度やった検査を再度勧められたり、前言っていたことを忘れたりするようになり、どんどん不信感が募っていきました。
(たぶん病院にもよります、うちの病院はそうでした)

 

でも、正直しょうがないとも思うのです。

おそらく多くの病院がそうかと思いますが、それぞれが見えないようにはなっていますが、部屋はつながっていて一人の先生が2人同時並行に検診します。

一人が内診の準備している間にもう一人と話したり検診したりする、といった流れです。

毎日ものすごい数の患者さんのカルテと股をみて、到底一人ひとりにそこまでの時間を割けないというのもわかります。

こっちも焦ってしまって、聞きたいことが十分に聞けなかったりします。

先生もその場その場で話しながら過去の履歴をみて瞬時に判断していくので、十分な検討がされているとは言えませんでした。

この病院は2つ目ですが、1つ目の病院はもっと先生の態度がひどかったので、どこもきっと一緒だと諦めて、ここで頑張ると決めました。
どうしても通いやすい立地が自分にとっては一番重要だったからです。

 

そんな時、先輩に妊活ブロガーの文章に、治療方針は自分から主張していくべきだ!というアドバイスがあり、そこから心を入れ替えました。

妊娠のメカニズムや不妊治療、自分が服用する薬を学び、自分の治療方針について考え始めました。

検診のたび、YESマンだった私は、どんどん先生に「これがやりたいです」「これはやらないんですか?」と発言するようになったのです。

その時私はまだ自分が卵管造影検査なるものをやっていないということをこれまた先輩妊活ブロガーさんの情報から学び、それをやってみたい!と言ったところ、「え、まだやってなかったっけ?前の病院でやってないの?前の病院で何やったの?」みたいなことを言われて、でも、言ってよかった~とすがすがしい気持ちになりました!

一皮むけました!

ステップアップもなかなか提案されなかったので自分から提案していきましたし、人工授精→体外受精へのステップアップも自分で調べて考えて判断しました。

(私は人工授精2回目で打ち切りました。一般的にたいていの人は4回目までに妊娠するので、4回目程度成功しなかったらステップアップした方がいいと言われますね。)

 

正直言いづらいし、時々めんどくさそうにされることもあるのですが、病院頼みにするのではなく、あくまで自分で考えて病院を利用するのだ、と割り切ることにしました。

もっといい病院があったのかもしれませんが。

一人ひとりの治療方針について先生がしっかり考えてくれて、時間をかけて問診してくれる病院やサービスがあればいいのに、と思います。

(お金を出せばあるのでしょうね・・・)