体外受精(⑤胚盤胞結果発表~ドキドキの胚盤胞グレード結果の確認~)

さて、どきどきの胚盤胞の結果発表です!

 

前回の受精卵の結果発表は電話で培養士さんから伝えてもらいましたが、胚盤胞の結果は採卵の一週間後に病院に出向いて直接培養士さんから説明を受けます。

 

手渡された紙には、受精した日から1日ごとの全胚盤胞の分裂がわかる写真が載っています。

「わ~もう命だ、可愛いー♡」ととっても感動したのを覚えています。

 

受精卵の数 計16個

体外受精:11個

顕微授精:5個

 

分裂の仕方で卵の質が判断され、グレードが付与されます。

良好な胚盤胞は分裂した球体の大きさが均一なんだそうです。

 

ただ、このグレードがいいからと言って必ずしも遺伝子異常がないかとかそういうわけではないようですが、やはりグレードが優れている方が着床しやすいいい胚盤胞ということになるようです。

 

グレードの評価方法は病院によってもまちまちのようですが、共通していることはそのグレードの味方です。

ABのように数字とアルファベット2つで判定されます。

1つ目の数字(4):胚盤胞の発育段階を示す数字です。数字が高いほど成長が進んでいます。

2つ目のアルファベット(A):胎盤になる予定の細胞です。Aから順に良好な状態です。

3つ目のアルファベット(B):胎児になる予定の細胞です。Aから順に良好な状態です。

 

なので、数字は大きいほど成長している状態(妊娠率に差はないとのこと)、アルファベットはAに近いほど良好(妊娠率は高くなる)ということですね。

 

さて、私の結果がどうだったかというと、以下の結果となりました。

体外受精4AC1個、4CC5個

顕微授精:4BB 2個、3BC1個

 

16個中7個が残念ながら基準に満たず廃棄となり、残りの9個が無事胚盤胞として凍結対象となりました。

 

正直、この結果はショックでした。

凍結基準となるギリギリ判定の4CCが5つ、それ以外もAAが並んでいるものはなく、ダントツ良好な胚盤胞!というのがなかったからです。

あんなにたくさんの卵子が取れて喜んでいたのに・・・

卵子の質が良くないのが妊娠できない原因なのだろうか、ととても落ち込みました。

確かに、採卵の頃は仕事も大変でそんな中通院・治療も大変で、ストレスフルでしたし、もっと卵子の質向上のためにできたことはあったのかなあと反省の日々でした。

それとも自分の年齢を考えたポテンシャルではここが限界値なのか・・・

 

ちなみに、鍼灸の先生曰く、うちのクリニックは判定厳しめだということでしたので、ちょっと安心しました。

病院によっては4CCで廃棄されてしまうということですが、うちの病院では「十分可能性あり」と判断されるということは、それだけ判定が厳しいということなのかもしれません。

とはいえ、私と同じクリニックと鍼灸院に通っている20代前半の人が最近4AAをたたき出したと聞きました、やっぱり露骨に年齢と卵子の質は比例するんだなぁと思いました。

 

凹んではいたものの、採卵→凍結ときて、今となってはできることは移植に向けてコンディションを整えることのみですので、前を向いて頑張ることにしました。

凍結までいけた胚盤胞がこれだけいてくれたことに感謝!!