ホルモン療法(タイミング法)
私はPCOSのため重度の生理不順で、ちょとした生活の変化やストレスで生理が止まってしまい、一年近く生理が来なかったこともあります。
(生理が来ない状態を放置していた自分が恐ろしい・・・)
そのため、タイミング法といってもただ待っていれば排卵してタイミングがくる!ということはなく、ホルモン療法により必要なホルモンを補う必要がありました。
私の場合は血液検査の度に毎回男性ホルモンのテストステロンが異常に高く、女性ホルモンが軒並み壊滅的に低いという限りなく男性に近い数値?!
結果を聞く度に女性らしさの低さを数値化されている気分になって毎回すごく悲しい&恥ずかしかった・・・
(確かにぺちゃぱいだし時々あごひげがちょろって生えるときもあるけどちゃんと男の人好きだし、私は女性のはず・・・?と悩んだ時期もあり笑)
そのため、その女性ホルモンを補う治療をしたのでご紹介させて頂きます。
(私の場合、タイミング法の段階では服薬のみでした。)
生理が終わったら通院し、指導された日にち(生理の後3、4日後)から5日程度服薬し排卵を誘発します。排卵時期になったら再度通院してエコーで排卵日を確認してもらい指導された日にタイミングをとるというものです。
おそらく最初に処方される一般的な排卵誘発剤です。
最初の病院でも2つ目の病院でもまずはこれから、という感じでした。
私の場合この薬は全く効果がなく、そうそうに切り上げました。
この薬を長期的に服薬すると、排卵は誘発できても子宮内膜の方がぺらぺらになるみたいで、私の場合悪いところどりで排卵はしないし子宮内膜はぺらぺらという状況になってしまってこの薬は×でした。
②フェマーラ
結論から言うと、私はこれが効きました!
こちらも排卵誘発剤でクロミッドよりは効果は多少効果は劣るが子宮内膜には影響がないという説明を受けました。
毎回ではなかったですが、この薬を服用して初めて卵胞発育・排卵を見届けることができました。
いままで同じくらいの小さな粒がたくさんたまった卵巣のエコーしか見たことがなかったのですが、この時初めて1つか2つだけ大きくなった卵胞をこの目で見ることができたのです!
ちょっと感動したのを覚えています。
しかしこのフェマーラ、当時は保険適用外で、1錠約千円×5錠/月がかかっていたのでお財布とメンタルが破綻寸前でした。
今は保険適用なのですね!!素晴らしいニュースです!
結果的にフェマーラによって卵胞発育・排卵まで何度か到達したのですが、タイミング法によって妊娠に至ることはありませんでした。
計約一年半タイミング法で頑張りましたが、一回も陽性反応に到達することはなく、妊娠検査薬って線はいることあるの?ってくらい真っ白な検査薬しか見たことありませんでした。
こうなってくると、PCOSによる排卵障害以外にも不妊の原因があるのではないかと思うようになりました。
ピックアップ障害か受精障害か着床障害という可能性もあるのでは・・・?
これらは検査ではわからず、体外受精のフェーズに行って初めてわかるというものです。
もしこれらが原因だったらこのままでは一生妊娠できないかもしれない・・・
タイミング法の可能性が0ではないにせよ、ちまちまお金もかかるし年も取るし、これではらちが明かん!と早めにステップアップを決意しました。