精液検査
旦那はたばこも吸わずお酒も飲まない、栄養には気を付けているし定期的に運動もしている、BMIも平均的で大きな病気にもかかったことはなく比較的健康体です。
(コレステロールは高めですが)
2つ目のクリニックで初めて精液検査をしました。
ずっと検査したいなと思っていて、ネットでも検査できるキットみたいなのはあったのですが、やはり病院で受けるのが一番確実だし今後不妊治療を進めていく上で治療にも必要な情報です。
幸い旦那は協力的で、特に嫌な顔ひとつせず対応してくれました。
まあ妊娠・出産とは二人で協力して乗り越えるものですから、この”協力”という言葉にも違和感を感じますが。(笑)
男としてのプライドがかかっているこの検査、私も含めて結果がわかるまではドキドキものでした!
精液は病院で採取するところもあるようですが、私のクリニックでは自宅で渡されたケースに入れて持参する方式でした。
(その方がありがたいですね!)
結果は・・・かなり良好!先生も苦笑いのレベルでこっちが恥ずかしいほどでした!!笑
「はい、旦那さんは問題なしなのでもういいよ~!」と先生に言われて安心したものの、ああ、完全に私のせいなんだ、私が頑張らなきゃいけないんだ、本当に申し訳ない・・・
とすごくへこんだのを今もはっきり覚えております。
まあ課題は少ないほうがいいので、旦那に問題がなかったことは喜ばしく思わなければいけないのですが・・・。
精子の指標は、以下の通りです。
・精子量
・精子濃度
・運動率
・正常形態率
まあたとえ運動率や量に問題があったとしても、正常な精子が少しでもいる限り男性不妊は体外受精で妊娠できる可能性は十分あるからいいよな~とうらやましく思ったものです。
(すみません、そんな甘いものではないのかもしれませんが。)
ですが、この精子の質、その時の体調やコンディションによって大きく左右されるという点を当時の私は知るよしもなかった・・・。
治療を進める中で、旦那に問題はないからとタカをくくっていたのですが、人工授精の際、「精子の質がちょっとよくないですね・・・」と全く予期していなかった点を指摘され、衝撃を受けました。
(人工授精の際は精液検査を行います。)
え、そんなことあるの!?前はあんなによかったのに!?
ポテンシャルがあっても、どうやらしばらく射精していなかったり、ストレスや疲労をため込んだり不規則な生活をしていたりすると、精子の質は低下(変動)するというのです。
知らなかった・・・。
確かに結果が悪かったその日の前日、旦那は一人旅で沖縄旅行に旅立ち、ものすごくハードなスケジュールで旅行を満喫した後だったのでおそらくしばらく射精してないし(たぶん)、コンディションは最悪だったと思うので、心当たりありまくりです。
かなり意気消沈しました。
ちょっと旦那を責めました。ちょっとじゃなかったかも。
結果的にそれだけが原因ではないにせよ、その時の人口受精は失敗でした。
その反省を生かし、体外受精は万全の状態で臨みました!
禁欲期間も調整し(2,3日程度)、食べ物には心底配慮、十分な睡眠、ほどよい運動、無理のないスケジューリング。
その結果、体外受精の際の精子の質は初回検査時レベルの高水準でした!
すぐ結果につながる男の人はいいよな~とまたうらやましくなりました。
例え不妊の原因が女性側にあったとしても、やっぱり妊娠は夫婦の共同作業なんだなと学びました。
妊娠とは、2人の連携がなければなしえない偉業ですね!